グローバルのgulp 3.9.1を4.0.2にアップデートしたいがアンインストールできない件の解決法
Author
小塩 二郎
小塩 二郎
WEB工房しずおかの小塩です。
フロントエンドの開発環境は、目まぐるしく移行するもの。 時代遅れにならないように、時々見直しが必要ですよね。
数年前からgulp 3.9.1を使っていたのですが、開発プロジェクトの環境と合わせるためにgulp 4.0.2へとバージョンのアップデートをしたく思いました。
しかし、これがまた難航し、とても苦しんだので解決方法を記しておきます。同じことで苦しむ誰かの役に立つことを願って。
gulp 3.9.1は厄介者らしい
グローバルとローカルにインストールされているgulpのバージョンを合わせるために、
- グローバルのgulpをアンインストール
- その後新しいバージョンのgulpをインストール
という手順を踏むことにしました。
npm uninstall gulp -g
このコマンドを実行後
gulp -v
を実行すると、今まで通りグローバルとローカルのバージョンが表示された。
その後、えいや!と無理矢理インストールを試みるもエラー表示が。
調べてみたところ、gulp 3.9.1は通常の方法ではアンインストールできないらしいです。
gulp 3.9.1を強制削除
コマンドプロンプトからではなく、エクスプローラーから削除を行います。
C:\Users\<username>\AppData\Roaming\npm
C:\Users\<username>\AppData\Roaming\npm\node_modules
上記ディレクトリ内の存在するファイルで、ファイル名やディレクトリ名に「gulp」を含むものをすべて削除してください。cacheディレクトリが存在する場合には、その中についても同様です。
その後
npm install gulp-cli -g
こちらを実行すれば、新しいバージョンのgulpがグローバルにインストールされます。
新しいバージョンをインストール後、
gulp -v
を行ったところ、
CLI version: 2.3.0
となりましたが、問題なく動作しています。 よくわかりませんが、こういうものらしいです。
Macでのやり方も、追って掲載するつもりです。